全国には様々な「末裔の会」や「一族の会」が存在します。
ルーツが同じ苗字の人々が集まる会や、有名な武将と縁のある人々の集いの会など多岐にわたります。 「井上会」は、井上氏の末裔や、井上氏ゆかりの方々を対象とした会です。
基本理念
井上九百年物語の 過去と未来の懸け橋となる
井上会は、井上氏発祥の地である井上の井上城麓に伽藍を構え、井上氏祈願所・香華院として歴史が始まった井上山浄運寺に事務局を置いています。
井上の歴史を振り返れば、井上氏は各地に分派し、井上の地を追われ、一族は分裂したと言われております。 しかし、井上氏の系譜は絶えたわけではありません。 むしろ、全国に拡がり、その数は飛躍的に伸びて日本で有数の苗字の一つとなりました。関東甲信越はもちろん、東北を中心とした井上氏も、中国地方を中心に九州や四国などに拡がった井上氏も、信濃源氏祖の井上氏といわれております。 この大いなる史実を受け止めて発展させていくことが、井上会に課せられた使命だと考えます。 ぜひ、井上会で一緒に井上物語の冒険に出発してみませんか。
九百年の歴史を経て全国各地に分派した井上氏が再び結集し、井上物語が生き続けるための懸け橋となる。 これが井上会の基本理念です。 会員は井上会を通して、過去の井上物語を知り、未来の井上物語を描き出し、今のご自身が書き綴る井上物語や会員と共にある井上物語の舞台に立つことができます。 過去を振り返るだけではありません。 信濃源氏末裔としての誇りを胸に、始祖を偲び、その思いを会員同士で共有することを大切にしていく会です。
目的と活動
それでは、井上会は会員にどのような懸け橋をかけられるでしょうか。 井上会は下記の目的を持って活動します。
未来へ続く井上物語のために
井上氏ゆかりの人々の集い
誰しも一度は自身のルーツについて考え、同じ祖先をもつ人がどこにいるのか興味を持ったことがあるのではないでしょうか。井上会はその思いを共有できる歴史的に適切な場所と機会を会員に提供し、未来志向の井上コミュニティを形成します。
季刊誌『井上』の発行
季刊誌『井上』の発行を基軸として、過去と未来への井上物語を紹介し、今を生きる井上さんに発信し続けます。少しでも、会員の知的好奇心を満たし、会員の精神や心に響く教えや教訓などが見えてくることを目指します。
伽藍の整備
会員の集いや、一緒に祖先を顕彰できる設備整備など、会員が紙面だけではなく実際にお参りできる環境を整えることも重要です。また付随して、定期的な井上山の清掃活動を行います。
季刊誌「井上」のイメージ過去の井上物語のために
井上氏の顕彰
紙面上での顕彰だけではなく、伽藍や設備の環境を整えることにより、会員が直接に井上氏の祖先を顕彰し、井上氏の御本尊にお参りできるように整備を進めます。
井上氏に関する歴史調査
井上九百の歴史を思うとき、概括的な説明をすることがきわめて困難であることが分かります。時の経過に伴う幾多の変遷や全国各地への分派などで、その言い伝えが廃れ、史実と齟齬が生じても、古色蒼然とした井上歴史を一つ一つ顕彰することは、もはや個人で行える範疇を超えているように思われます。井上会は井上氏に関する調査研究を進め、会員に季刊誌『井上』にて紹介する予定です。
井上氏ゆかりの品々の修繕と維持
浄運寺に眠る数多くの井上氏ゆかりの品々は、そのほとんどが非公開の状態です（詳しくはリーフレットをご参照ください）。会員がこれらの品々を紙面上で見るだけではなく、いつか先祖ゆかりの品々と巡り会えるように、井上会は準備を進めます。歴史的価値の高い品々については、修繕などの必要性があります。
フォトジオメトリによる井上氏御本尊の３Dデータ処理その他の情報や詳細については資料請求より、リーフレットをご覧ください。
入会のご案内
ぜひ、井上会への入会をご検討ください。もう少し詳しく井上会について知りたい方は資料請求フォームから資料を請求ください。入会くださる方は下記より申し込みの手続きをお願い致します。井上会は全国の井上さんのお力を必要としています。よろしくお願い致します。
井上会は、あなたと‘‘井上物語’’を繋げ
信濃源氏末裔として生きる意味を問い続けます